“企業努力”

2009/01/30 金曜日

かつて(と言っても、ほんのちょっと前のことだが)、“企業努力”とはリストラなどを行って経営の効率化を図り、内部留保を蓄えるという方向性を持っていたと思うが、昨今は内部留保を取り崩して雇用を維持することが“企業努力”ということになっているようだ。
まさに180度の転換。“企業努力”の解釈も難しい世の中だ。
例えば間もなく公表されるGMの経営再建計画は、一体どちらの“企業努力”を示すことになるのか、そしてそれがどのように評価されるのか。興味深いところだ。
(望月)