イケメン税、施行!?
2013/04/01 月曜日先週の3月29日、平成25年度税制改正関連法案が無事年度内に成立した。
その中には、経済アナリストの森永卓郎氏がかねてより導入を主張していた「イケメン税」が盛り込まれており、今回の税制改正の“サプライズ”として注目が集まっている。
「イケメン税」とは、見た目のよい男性に税金を課すことで、お金と女性の再配分を促し、男性間にある様々な格差是正と、ひいては少子化対策を図ることを目的とする税をいう。
今回の国会決議では、小泉進次郎議員や細野豪志議員など、「イケメン派」と評判の一部の議員から反対票が投じられたものの、国会内で圧倒的多数を占める「そうでない派」議員の賛成によってすんなりと可決した。
ちなみに小泉議員らのほかに反対票を投じた議員の中にはなぜか鳩山元首相もおり、議員らの間では「いまだに何か勘違いしている」との声が囁かれている。
当初、森永氏の案では、イケメンかどうかの判定は無作為に選ばれた女性評議員による多数決で決め、イケメン度により所得税を最高2倍から最低2割減にするというものであった。
が、顔面も人体における一つの不動産であることから固定資産税として課税するのが理論的に妥当との意見があり、毎年1月1日を評価時点とする顔面の評価額に一定の税率を掛けて課税する方法に落ち着いた。
評価は新たに国家資格として制定される「顔面評価調査士」が担うことになる。
評価に不満の場合には不服申し立てができるが、評価基準がイマイチあいまいなだけに「課税減額の申立てが多数あるのでは」との心配の声がある一方で、「おそらく課税されることへの不服よりも、評価が低いことへの不服の方が多くなるだろう」との予測もある。
なお、法案の審議過程では男性だけの課税では不平等であるとの見地から、女性に対する「ナイスバディ税」等の導入も検討されたが、全女性議員からの強力な反発により成立には至らなかった。
以上、4月1日付の特報でした。<(_ _)>
(望月)