最近の記事一覧

62年前の出来事

2007/08/15 水曜日

今日、8月15日は、62回目の終戦記念日です。
8月になるたびに、広島・長崎・沖縄の名のもとに、
戦争について考えさせられます。
私は戦争を知らない世代ですが、幼少のころ、
祖父から戦争体験話をよく聞かされたことを思い出します。
“日本史”上のことのように感じますが、現在でも、
「戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法により支給を受ける特別弔慰金」
「戦没者等の妻に対する特別給付金支給法により支給を受ける特別給付金」
など、所得税において非課税所得とされているものが数多くあり、
遠い昔の出来事でないことを感じます。
久間前防衛相の「しょうがない」発言などありましたが、
今一度、戦争について考えるべきなのでしょう。
(誠)
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「しょうがない」という言葉は、常に“思考停止”する際に用いられる。
父母や祖父母が体験したあの戦争というものに対して、
戦後生まれの我々が取るべき唯一のスタンス。
それは、あの戦争について「考え続けること」なのではないのだろうか。
(所長)

夏夜の定番

2007/08/08 水曜日

いや~毎日暑いですね~。
ちょっと前までは、ビール&ナイターが夏夜の定番でしたが、最近はテレビからナイター中継が少なくなり、こんな過ごし方もしなくなってきました。(寂)
最近は、『週間オリラジ経済白書』(火曜21時日本テレビ)という番組をよく観ます。お金の流れや意外な値段など、知る事で得をする情報をテーマにしたバラエティー番組で、暇そうなタバコ屋が潰れないのはなぜか等のカラクリを紹介したりします。(飲食店等に置いている自販機の売上が大きいそうです。)
先日のテーマは、「脱税」。レジペーパーの打ち直し、領収書の改ざん、架空の人件費の計上など、“売上除外”や“架空経費”の手口を元国税庁の人が解説していました。飲食店での調査の事例では、調査官が伝票をチェックしながら、「あれ~?売上が抜けていますね~」と“売上除外”を発見。どうしてわかったかというと、数日前にあらかじめ食事に来て、自分の伝票にチェックマークをつけておいて、後日調査時にその伝票がないことで発見したというものです。
これは私、実際に経験があります。関与先のレストランで調査があった際、ホールの従業員の人が、「あの調査官、数日前にお客として来ていましたよ」とこっそり耳打ちしてくれました。その調査では特に何の指摘も受けませんでしたが、こんな(いやらしい?)方法も税務調査では定番として用いられているのです。
(誠)

ギャラリー「ARATANIURANO」

2007/07/23 月曜日

先日、高校時代の友人が新設したアートギャラリー「ARATANIURANO」のオープニング・レセプションに銀座まで行ってきました。
銀座といっても、銀座通りから徒歩数分の新富町の一角、賑やかさというよりは下町情緒を残す落ち着いた雰囲気の中にギャラリーはあるのですが、当日は台風が近づく雨模様の土曜日の夜だったこともあり、ギャラリー周辺は歩いている人も少なく、ちょっと寂しささえ感じてしまうほどでした。
が、ギャラリーのあるビルの中に一歩踏み込んでみると、まあビックリ!入り口から階段、廊下にまで人が溢れ、異様な熱気がビルの中全体を覆っていました。きっと、このビルの最多入場人員記録は、この日大幅に更新されたに違いありません。
来ている人も、アーティスト風、アート業界人風、美大生風、外国人風(?)等様々で、一般人風である我々が浮き気味であった感もなきにしもあらずでありましたが、いずれにしても、ここに至るまでのこの業界におけるその友人の活躍ぶりが十分に伺えるレセプションで、業種は違えど大きな刺激を受けた一日でありました。
銀座にお出での際は、是非お立ち寄りを。
→ARATANIURANO(アラタニウラノ)
(所長)

『禁煙セラピー』

2007/07/12 木曜日

かつて「喫煙党宣言」などとのたまうていた私ですが、喫煙者同志からの、裏切り者!転向者!などの声にも負けず、この度、見事に禁煙に成功致しました。ありがとうございます、ありがとうございます。
その秘密は、(その筋では超有名な)この本。
『禁煙セラピー』
アレン・カー著 KKロングセラーズ
なぜタバコを吸うの?という問いかけから始まるこの本は、喫煙の害を並べ立てて禁煙を迫るのではなく、読み進めていくうちに自然と禁煙をしたくなるように構成されています。「北風と太陽」で言えば、完全に太陽戦略の本。したがって、うまくはまれば精神力などに頼る事もなく、私がそうであったように、ウソのように楽に禁煙ができてしまうという訳です。
本書の大まかな流れは以下のとおりです。
何故タバコを吸うの?吸わなければいけないの?
 ↓
喫煙によるストレスの緩和、集中力の向上などの効果って本当?
 ↓
タバコをやめて失うものって何?
 ↓
喫煙の害とは?
 ↓
喫煙の利点とは?
 ↓
禁断症状について
 ↓
吸う必要のないことを喜ぶ
禁煙の過程においては、色々な幻想の排除や禁断症状の克服なども当然必要だが、何より克服しなければならないものがある。タバコをやめたら、人生がつまらなくなるのでは?、損をするのでは?、楽しみを失うのでは?、といった喫煙者が知らぬ間に抱く恐怖心。禁煙への挑戦において本当に戦うべき相手は実はこの恐怖心なのだと本書はズバリ指摘します。
健康増進、願掛けなど目的は何であれ、この恐怖心を克服したとき、あるいは禁煙における最大の敵がこの恐怖心なのだと分かった時、きっと禁煙への道はぐっと近いものになるでしょう。禁煙成功者(偉そうに)として私は全面的にこの説に賛同する次第であります、はい。
しかし、「人をその気にさせる」という意味では、本書は禁煙以外にも色々と応用できそうな気がします。研究に値する本なのではないでしょうか。
(所長)

健康診断に行くの巻~所長編

2007/07/06 金曜日

こんにちは。7月担当、(にさせらてしまった)所長です。
先月の山田に続き、私も昨日、健康診断に行ってきました。バリウムを口から注がれ、台の上でシェイクされるあの検査だけは、未だに苦痛以外の何物でもありませんが、なんたって今回は“禁煙成功者”として臨むはじめての健康診断。ヤマが当った時の試験よろしく、1ヵ月後に送られてくる結果が今から楽しみです。(そんな時ほど、意外と点数悪かったりするんだよな、確か・・・)
(所長)

健康診断に行くの巻~山田編

2007/06/12 火曜日

こんにちわ。6月担当、山田です。
雨が降って寒くなったり、晴れたら真夏かと思うほど暑くなったりで、朝の服選びが大変な季節になりました。暑いからと思っても、電車の中やお店では冷房が効きすぎて半袖だと寒かったりするので、夏は何気に面倒な季節です。私は暑いのも寒いのも割合平気な性質なのですが、その分(?)空調がとても苦手な体質なもので。
そんな、体調を崩しやすい季節の変わり目ですが、健康診断に行ってまいりました。当所では、規定の健康診断補助額の範囲内で、折に触れお知らせのある各団体の健康診断の中から、好きなものに行ってよいことになっているのですが、私はこの、初夏~夏に来る健康診断が気に入っていまして、かなり長いこと通っています。
週に2回ほどの運動をはじめて1年半くらい経つし、何か効果ないかなあと思ったのですが、2年前ともさして変わってませんでした(苦笑)。目に見えて増えたのは肺活量ですが……微妙。あと身長が伸びました。おそらく姿勢が多少良くなったせいかと思います。あ、厚生省の訓告に先駆けて、というとこで、メタボリックシンドローム診断の項目も追加されていました。単にお腹周りの計測ですが。
とりあえず念のため、という再検査が一つあったので、近日行ってこようと思います。 あと診断のお医者さんに、肉と海老を控えるように言われました…。
(山田)

簡易?課税制度

2007/05/28 月曜日

税務調査に立ち会ってきました~!!
いつもながら、間違った処理をしなかったかと不安になります。
売上の計上時期や経費の損金性などのチェックが行われましたが、
なんとか問題なく無事に終わりました。ホッと一息です。
今回の調査でも調べられましたが、
「消費税・簡易課税制度って、ホントに簡易?」
消費税の納付税額は、「売上等に係る税額」から
「仕入等に係る税額」を差し引いて計算されますが、
簡易課税制度とは、「仕入等に係る税額」を“実際の金額”ではなく、
「売上に係る税額」と業種ごとに区分された一定割合とを
掛け合わせて算定する制度をいいます。
この一定割合を「みなし仕入率」といい、
卸売業(第1種)・・・・90%、
小売業(第2種)・・・80%、
製造業等(第3種)・・・70%、
その他の事業(第4種)・・・60%
サービス業等(第5種)・・・50%、
の5つの業種に区分され設定されています。
が、この業種区分が全然「簡易」じゃなく、間違い易いところです。
パン屋さんにおける“パンの売上”を例にとりますと
・自店でパンを製造して販売すると(第3種)
・他者が作ったパンを仕入れて販売すると(第1種)か(第2種)
・同一店舗内の喫茶スペースでの売上は(第4種)
となり、結構微妙であることがお分かりになると思います。
ちなみに当所のような会計事務所の売上は(第5種)に該当します。
(誠)
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そう、会計事務所は、“サービス業”なのだ。
(所長)

インターネット公売

2007/05/24 木曜日

「インターネット公売」という言葉を最近ニュースや新聞で耳にします。
東京都が全国で初めて実施してから、
様々な自治体でも実施するようになりました。
そして、この度、遂に国税庁でも実施されました。
3階建てのリゾートホテルなどが公売にかけられ、
約3600万円で落札されたそうです。
公売は、差押財産を換価(売却)するときに、
“入札”や“競り売り“”の方法により行われます。
原則として誰でも参加することが可能です。
国税徴収法第90条には
「果実は成熟した後、蚕は繭となった後でなければ換価をすることができない。」
といった変わった規定あります。
お宝が眠ってないかと、試しに国税庁のホームページから
公売情報を覗いて見ましたが、絵画や宝石などの目利きができない私には
それが高いのか、安いのかさえわかりませんでした。
(誠)

事務所インタビュー

2007/05/14 月曜日

MyKomon(マイコモン)という会計事務所サイトに
私のインタビュー記事が掲載されました。
→会計事務所インタビュー
掲載料も掛からないが、取材料ももらえない(当たり前か)、
というものでしたが、照れなどもあったりして、
自らをアピールする事における“拙さ”を思い知ってしまいました。
営業力の向上を図る上でも、まずは『孫子の兵法』でも読んで、
「自らを知る」ことの大切さから学んでみようかしらん。
(所長)

育児支援と税金

2007/05/07 月曜日

ゴールデンウィークが終わりました。
連休中は天候にも恵まれ、鯉のぼりも優雅に青空を泳ぎまわり、
子供達も楽しそうでした。
そんな中、少し前の話題になりますが、
ソフトバンクが、また、“予想外”の発表をしました。
なんでも、勤続1年以上の正社員に第5子以降の子供が生まれた場合、
「1子につき500万円を支給する」のだそうです。
会社が、従業員や元従業員又はその親族などのお祝いや不幸などに際して、
一定の基準に従って支給する金品に要する費用
(例えば、結婚祝、出産祝、香典、病気見舞いなど)は、
交際費には含まれず、福利厚生費となります。
一方、受取る側は、結婚、出産等の祝金品は給与扱いとなりますが、
その金額が支給を受ける役員又は使用人の地位などに照らして
社会通念上相当と認められるものであれば課税されません。
う~ん??「1子につき500万円」というのは、
現在の社会通念上相当とは認められないような気がします。
(誠)
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当所では、「1子に付き500万円」なんて制度は導入していませんから、
くれぐれも勘違いして頑張らないように、誠君。
(所長)