望月会計事務所

事務所日記2005
 

9月の日記

2005/09/26

 株式市場が活況を呈しています。
 日経平均が何年か振りに1万3000円を越えた、なんてニュースも耳にします。
 景気回復も近いのでしょうか。

「みなし取得価額はまだ使えます」

 “みなし取得価額”(上場株式等に係る取得費の特例)とは、平成13年9月30日以前に取得した上場株式等を、平成15年1月1日から平成22年12月31日までの間に譲渡した場合、実際の取得費(取得価額)と平成13年10月1日の終値の80%相当額を比較して、いずれか有利な価額を確定申告において、その上場株式等の取得費として選択することができる制度です。

 平成17年の税制改正においてタンス株を「特定口座」に預け入れる際に“みなし取得価額”を使うことが出来なくなりましたが“みなし取得価額”そのものは平成22年まで使えます。

 うまく使えば“節税”も可能のようです。   (誠)


2005/09/20

 

「愛・地球博」に行ってきました。
 閉幕が近づき、駆け込み客でごった返し大混雑していました。“キッコロとモリゾー”には会えませんでしたが楽しんでまいりました。

 さて、「愛・地球博」の入場券の購入費用等の税務上の取扱いについて、国税庁は次のように回答しています。

(1) 法人が販売促進等の目的で当該入場券のみを取引先等に交付する場合の当該入場券の購入費用は、「交際費」等に該当せず、「販売促進費」等として処理する。

(2) 企業等が従業員の慰安会、レクリェーション等として博覧会を見学させる場合の当該入場券の購入費用及びその見学のために通常要する交通費、宿泊費等については、「福利厚生費」に該当する。なお、従業員の家族を含めて実施した場合も同様とする。

 よし!私の旅行費用も「福利厚生費」で、というのはダメで特定の役員や従業員を対象とした場合は、「給与(賞与)」として課税されてしまいます。
 また、取引先に入場券の他に旅費等を負担した場合には「交際費」として扱われてしまいます。

 会場内の混雑はもちろん、市内のうなぎ屋や帰りの土産物屋も繁盛しており、名古屋の景気はよさそうでした。----(誠)


「愛・地球博」

JR東海
「超伝導リニア館」

名古屋名物「モーニング」

尾張名古屋は城でもつ



2005/09/12

 秋です。
“スポーツの秋”“食欲の秋”“読書の秋”といろいろ思い浮かびますが、税務では、“税務調査の秋”なのです!!
 ということで、税務調査に立ち会ってきました。

 ある朝のこと、二人の男性が
「税務署です!金庫を見せてください!!」とやって来て、その日は金庫を調べていき、後日、本格的な調査が行われました。

 “売上げ”のモレや期ズレがないかを重点的に調査。請求書や元帳に付箋をバシバシ貼り付け、コピーを取ってました。
 やましいところは一切なかったのですが、なにか質問されるだけでドキドキしちゃいます。さながら、検問にあったときのような感じでしょうか。

 結果的には問題もなく、一件落着でした。
 今年はこれで“秋”が終わって欲しいものです。−−−−−(誠)


 “調査の秋”が終わると、“調査の冬”ってものが待ってるんよ。−−−(所長)



2005/09/01

 当ホームページのリニューアルが終了しました。
 「ポップ」から「シック」へと、イメージチェンジをとげましたがいかがでしょう。
 今月末で、日記担当になってから2年と6カ月。担当者のリニューアルもそろそろでしょうか。



『花火大会の協賛金は損金?』

 先月末、横浜・海の公園で行われた「金沢まつり花火大会」にいってきました。ビールと焼きそばを手に、去り行く夏を満喫してきました。

 毎年、無料で見れる花火大会ですが、協賛企業の協力なしには成り立ちません。企業が花火代を負担することで、パンフレット等に企業名が印刷される場合には、広告宣伝費として処理できます。−−−−−(誠)